Amazon出品者向けガイド · Keepa

Keepaの使い方と拡張機能:Amazon出品者がグラフで確認する5つのこと

· Nolyn リサーチチーム

このガイドは、Amazon.co.jpで商品を販売している出品者や、せどりで仕入れ判断をしている方向けに、Keepaの基本的な使い方をまとめたものです。拡張機能の入れ方、商品ページのグラフの見方、値下がりアラート、出品者向けの有料プランでできることを、Keepa公式サイトの記載(2026年10月24日確認)にもとづいて説明します。料金や機能は変わることがあるため、契約前には公式サイトで最新の内容を確認してください。最後に、Keepaでは分からないレビューの中身や競合商品の比較を、Nolynでどう補えるかも紹介します。

Keepaの使い方は?

Keepaはブラウザの拡張機能を入れると、Amazonの商品ページに価格の推移グラフとアラートの設定欄が表示されます。拡張機能と価格履歴は無料でアカウント登録も不要、売れ筋ランキングの推移や出品者の在庫、Product Finderなど出品者向けの機能は有料のKeepa Pro(月額29ユーロ、年額290ユーロ)です。Keepa公式サイトによると、Amazon.co.jpでは約7億件(700,419,228件)の商品を追跡しています(2026年10月24日確認)。

Keepaで見つけた商品の、競合とレビューを調べる

商品名かASINを入れると、NolynがAmazon.co.jpで上位の競合商品を集め、価格・評価・評価数・購入表示を並べて比べ、レビューの不満点を観点別に件数で示します。

実行にはログインが必要です。新規アカウントには 100 クレジットを付与。AI とデータ照会でクレジットを使用します。

Keepaとは:Amazonの価格とランキングの履歴を見るツール

Keepaは、Amazonの商品の価格履歴を記録し、値下がりを知らせるサービスです。公式サイトでは、11のAmazonマーケットプレイスで約79.6億件の商品を追跡し、価格履歴は2011年までさかのぼれると説明しています。日本のAmazon.co.jpも対象で、追跡商品数は700,419,228件と表示されていました(2026年10月24日)。

使い方は大きく2つに分かれます。買い物をする人は無料の価格履歴とアラートで「今の価格が本当に安いか」を確認し、出品者は有料のKeepa Proで売れ筋ランキングの推移、Buy Box(カート)の獲得状況、出品者ごとの在庫を見て「仕入れてよいか」「どの価格で売れるか」を判断します。

区分料金主な機能
無料(拡張機能・アプリ・Webサイト)0円、アカウント登録不要価格履歴のグラフ、目標価格と再入荷のアラート、11か国の価格比較、セール情報(Deals)のフィード
Keepa Pro(出品者向け)月額29ユーロ、または年額290ユーロProduct Finder(Search Insights付き)、売れ筋ランキングと過去1か月の購入数、Buy Box統計と在庫、Seller Lookupとトップセラー一覧、売れ筋ランキングとカテゴリーツリー、最大10,000商品の読み込みとxlsx・CSV出力、Dealsの全項目、値上がりアラート、基本的なAPIアクセス

Keepaの無料機能と有料機能(Keepa公式サイト、2026年10月24日確認)

Keepaの拡張機能の入れ方

Keepaの拡張機能はChrome、Edge、Firefox、Operaに対応しています。公式サイトの「Add to Chrome」から各ブラウザの拡張機能ストアに移動して追加すると、Amazonの商品ページを開いたときに、価格履歴のグラフと「Track」(トラッキング)のアラート設定欄が商品情報の近くに表示されます。

スマートフォンでは、拡張機能の代わりにiOS・Android向けのアプリを使います。アプリでは店頭で商品のバーコードを読み取り、その商品のAmazonでの価格履歴を確認できると説明されています。パソコンで拡張機能を入れられない場合は、Keepaのサイトで商品名やASINを検索しても同じグラフを見られます。

グラフが表示されないときは、拡張機能が有効になっているか、開いているのが商品の詳細ページ(URLに /dp/ とASINが入っているページ)かを確認してください。

グラフの見方:出品者が確認する5つのこと

Keepaのグラフには、価格と売れ筋ランキングの線が重なって表示されます。公式サイトの例では、Buy Box価格、Amazon本体の価格、中古の価格、売れ筋ランキングが1つのグラフに並んでいます。価格の線とランキングの線は分けて読み、直近だけでなく1年分の推移を見て季節性を確認します。

出品者が仕入れや価格設定の前に確認するのは、主に次の5つです。

  • 価格の推移:いつもの価格帯と最安値。セール時の一時的な安値を「相場」と見誤らない
  • 売れ筋ランキングの推移:ランキングは数字が小さいほど売れている。ランキングが上がる(数字が小さくなる)動きが頻繁にあれば、継続的に売れている目安になる
  • Amazon本体の出品の有無:Amazon本体が同じ商品を販売していると、価格やカートの獲得で不利になりやすい。在庫切れの期間もグラフで分かる
  • 出品者数の推移:出品者が急に増えた商品は価格競争になりやすい
  • 季節性:1年分のランキングを見て、売れる時期と落ちる時期を確認し、仕入れの時期を決める

出品者・せどりでのKeepaの使い方

せどりや相乗り出品では、仕入れ候補の商品をKeepaで開き、売れ筋ランキングの推移と出品者数、Amazon本体の有無を見て「この価格で、この期間内に売れそうか」を判断するのが基本的な使い方です。無料の価格履歴だけでも相場は分かりますが、ランキングの細かい推移やBuy Boxの獲得状況、出品者ごとの在庫はKeepa Proの機能です。

Keepa Proでは、Buy Boxを30日・90日・180日・365日で誰がどの割合で獲得したか、出品者ごとの現在と過去の在庫数を確認できると説明されています。カートを取れる見込みがあるか、競合の在庫がいつ切れそうかの判断に使えます。

自社ブランドやOEMで新商品を出す場合は、Product Finderで「カテゴリー」「売れ筋ランキング」「Buy Box価格」「評価」などの条件を重ねて、需要があって競合が少ない商品を探す使い方が公式サイトで紹介されています。条件に合った商品はxlsxやCSVで書き出せます。

値下がりアラートとトラッキングの設定

商品ページの「Track」から目標価格を入れておくと、その価格を下回ったときや在庫が復活したときに通知が届きます。通知方法はメール、Webプッシュ、Telegram、RSS、アプリから選べます。値上がりのアラートはKeepa Proの機能です。

出品者にとっては、仕入れたい商品が目標の仕入れ値まで下がったときや、競合商品の在庫切れからの再入荷を知る用途で使えます。

Keepaで分からないことと、Nolynで補えること

Keepaの公式サイトに掲載されている機能は、価格、売れ筋ランキング、購入数、出品者、在庫、セール情報が中心です(2026年10月24日確認)。レビューの本文に何が書かれているか、購入者が何に不満を持っているかは、レビューを読んで分類する必要があります。

Nolynは、Amazon.co.jpの商品のレビューを読み、購入者が評価している点と不満点を観点ごとに件数で示します。また、狙うキーワードで上位の競合商品を集め、価格、評価、評価数、「過去1か月で○点以上購入」の表示を並べて比べられます。KeepaのようなAmazonの長期の価格履歴やアラートの機能はありません。価格の推移はKeepa、競合のレビューの中身と比較はNolyn、という使い分けができます。

Keepaを使い始める手順

  1. 拡張機能を追加する

    Keepa公式サイトからChrome、Edge、Firefox、Operaのいずれかの拡張機能を追加します。スマートフォンはiOS・Androidアプリを使います。

  2. Amazonの商品ページを開く

    Amazon.co.jpで調べたい商品の詳細ページを開くと、価格履歴のグラフが表示されます。

  3. 価格とランキングの線を読む

    価格とBuy Boxの線で相場を、売れ筋ランキングの線で売れ行きを確認し、1年分の推移で季節性を見ます。

  4. アラートを設定する

    「Track」で目標価格を入れ、値下がりや再入荷の通知を受け取ります。

  5. 必要ならKeepa Proを検討する

    ランキングの細かい推移、Buy Box統計、在庫、Product Finderを使いたい場合は有料のKeepa Pro(月額29ユーロ)を検討します。

よくある質問

Keepaは無料で使えますか?

拡張機能、アプリ、価格履歴のグラフ、値下がりと再入荷のアラートは無料で、アカウント登録も不要です。売れ筋ランキングと購入数の推移、Buy Box統計、在庫、Product Finderなどの出品者向け機能は有料のKeepa Pro(月額29ユーロ、年額290ユーロ)です(2026年10月24日確認)。

Keepaの拡張機能はどのブラウザで使えますか?

公式サイトではChrome、Edge、Firefox、Operaの拡張機能と、iOS・Androidのアプリが案内されています。Safariの拡張機能は案内されていないため、Macでもこれらのブラウザを使うか、Keepaのサイトで商品を検索します。

Keepaは日本のAmazonにも対応していますか?

対応しています。公式サイトでは11のマーケットプレイスの1つとしてAmazon.co.jpが挙げられ、追跡商品数は700,419,228件と表示されていました(2026年10月24日)。

Keepaの売れ筋ランキングはどう見ればいいですか?

数字が小さいほど売れています。グラフでランキングが上がる(数字が小さくなる)動きが繰り返し出ていれば、継続的に売れている目安になります。Amazonの売れ筋ランキングは販売数をもとに1時間ごとに更新されるため、1回の数字ではなく推移で判断します。

Keepaで販売数は分かりますか?

Keepa Proでは、Amazonが表示する過去1か月の購入数とランキングの推移を見られます。Amazonの購入表示は「○点以上」という下限の目安で、正確な販売数ではありません。

Keepaでレビューの内容は分析できますか?

Keepaの公式サイトに掲載されている機能は価格、ランキング、出品者、在庫が中心で、レビュー本文の分析は含まれていません(2026年10月24日確認)。購入者の不満点を件数で見たい場合は、NolynのAmazonレビュー分析のようにレビューを読んで分類するツールを使います。

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